てゆーか盟です  −その10







うん





今マイク入れっから


俺が
「はいどうぞ〜」って合図したら




ま、何かしゃべってや











はい!!

皆様ご無沙汰しております☆

あっつくなったりさむーくなったりしてっけど
元気かな〜?なんかNHK教育の挨拶みてーだなー

この「てゆーか盟です」

なんと、今回で10回目
スゥイートテンだょぉ

途中えっれーもたついて
ブランク期間もあったけどさ

ついに、10回目

まさに「継続は力なりだね

よく、続いた。よくやった。

ギガマキも発売から、一年経っちゃうけど

まだ見放さないリスナーつっか
読者つーかの声に支えられて
ここまで来ました10回目


わーい!!(パチパチパチ)


ほんじゃ
第10回目を記念して
始まりの挨拶も、本日は特別に

ビルターお得意ロゴ作っていっちゃうよ!!!






(す〜〜〜っ!!)










てゆーか盟です
★こんばんわ★













いぇーい!!(バチバチバチ)














   で


     も


      ね




実はね俺、今まで隠してたけど

盟ちゃん、ちょっと寂しいの

この、1回目から9回目まで

ずっと一人

オンリーロンリーで語って
きたんだけどね

てゆーか

フツー
こーゆートーク番組っつーのはよ

間にがかかったりとかさ
ゲストとか呼ぶもんじゃねーのか?

ま、曲はJASRACさんとの兼ね合いで
難しいのは、分かる。
その点は譲歩しよ。うん。

でもさぁ

キャラ山盛りてんこもり
特盛の
星矢ワールドだよ


一人くらいゲストで連れてきてもよ
バチは当たんねんでねーの?

んな?

俺もよ、いっつも自分のことばっか
ベラベラしゃべんのも

ネタ、尽きるし。

せっかく10回迎えたんだから
ここで、も少し盛り上がり
考えてな


ゲスト


ゲストコーナー作っても
いーんでないかい

って、思ってよ



今日、連れてきた。


もう、さっきから目の前で待ってる。


俺の、熱き血潮の兄弟


自給自足で、連れてきた



ほめて



じゃ、これ以上黙らせとくのも
もったいねーからよ


そろそろ
ゲストさんとトークタイムいきましょか!!

じゃ、本日のゲストです





はいどうぞ〜☆

















……どうぞ…










い…いいよ、しゃべって…

















「こんばんわ、ドラゴン紫龍です」













……









はい!!






本日のゲストは
龍星座の聖闘士
ドラゴン紫龍
さんです〜〜っ




わーい!!(パチパチパチパチ!!!)





「……」


あの、さ…
その眉間に悩みシワ寄せてさ
「俺、なんでここにいるんだろう」って
表情やめよーよ、な?(汗)


「…いや…」


ん?


「まさか、本当に出されるとは思ってなかった…」


そんな今さらぁ☆

も、本番始まったしさ

な、肩の力抜いてリラーックスしていこーよ、んな?


「しかし…しゃべるといっても…こういう場所は初めて
 だからな…何を語っていいか…しかも盟」



ん?


「なんで、なんだ?」


んだって、たまたま星矢ントコ遊びに行ったら
お前丁度帰省してたから。

めったに無いだろ?


「星矢と、瞬にはどうして声を掛けなかったんだ?」


そりゃオメ、星矢キャラ被っちまう
瞬ちゃん内気だしな って人気取られちまうんだよ一緒にいると


「ん、いま何て言った?」


いやいやいやいや何でもない(;^▽^)

ま、そんな訳でよ
記念すべき10回目の初ゲストっつーことで
おまえさんゲッツ、白羽の矢を立てたのよ

お礼にはい、ウーロン茶。俺のおごり。
本場知ってる人間に、コンビニのぺットボトルで悪リィけどな


ま、飲んでゆっくりしゃべろーや(グビ)


「ああ…しかしな盟…」

はい?

「その、記念すべき場所に…本当にで良かったのか?」

んだって、氷河しゃべんねーし
一輝は呼んでも現れなさそーだし


邪武も、キャラ被る可能性大だし

蛮や檄に至っては、ここに出す前に
キャラ掴んどかねーとやべーし

なんか、あいつ他にもDJの仕事持って
手慣れてるらしいから
スタジオジャックされそーだしな


「そういう問題じゃなくてな」


へ?

「いやその…なんというか…お前の…しししし」

16?

九九じゃない!!お前のしし…師匠」


俺の師匠は獅子座じゃねーよ

(ズルッ)「だからな!!」


お前の言いたいことは分かるさ
でも俺全然こだわってねーよ(グビ)

(ぷは)もう
それはこっちに置いとこ、な?


「それでいいのか?」


うん。別に正々堂々と戦った結果だろ?
俺が口出せるわけ、ねーじゃん

「……うん」


はい☆つーわけで
話題切り替えましょーっ!!

まずは、ハーデス12宮編
お疲れさまでした〜☆


「あ、どうも」


俺、DVD組だから先週やっと最終話まで
見終わったんだけど
も、撮影の方はとっくに終わったんだろ?


「ああ、約半年前にな」


強行スケジュールで、久し振りにボンボン
吹き飛ばされたり、柱にめり込んだりしたから
大変だったろ?ホントお疲れ。

「まあ、飛ばされたり柱にぶつかるのは慣れているから
 どうということもないんだがな、移動が大変だった」


あー、中国からギリシャへばびゅーんだろ?
寝るヒマなかったんじゃないか?

「シナリオが出来るのが遅くてな、移動中に台詞覚えなければ
 ならなかったから、それが一番大変だった」

アクションよりは台本覚えるほーが辛いってのも
聖闘士ならではだなー
ま、お前も大変だったけど、お前の彼女も大変だったんじゃ
ないのか?俺見ていてハラハラしたよ


「彼女って…春麗のことか…?」


うんうんそう、あの前田愛ちゃん似

「前田……俺はそっちを知らないんだが?それに、彼女とは
 
そういう間柄じゃないんだ。彼…とか彼女…とかな


おー、顔赤くなってんねぇ(笑)いいねいいね〜
いい修行先に行ったねぇ
女の子付きってなー…やっぱ普段の行いの違いだったか…
憎いよくのくの!!(ツンツン)

つつかないでくれ、しかし盟、春麗を見ていてハラハラしたって
 いうのは白銀に腕を捕まれたときか?」


いや、それもあるけど
オメーの彼女、本調子じゃなかったんじゃないの?


「ん?…どうしてそう…」


だってあれ、風邪ひいてたんじゃないか?



「?」



あのがさぁ…



(ブハッ!)
 …
ゲホゴホッ!!


あー、ウーロン茶吹き出してまぁ…
はい、テイッシュどんぞ

「すまない…(ゴソゴソ)」

どーしちゃたの?
いきなり動揺しちゃってまあ


「いや…盟、あれは別に身体を壊していた
 わけじゃない…んだ」



へぇ?
だってあんなにが…


「それはだな、大きな声じゃ言えないが…」


んじゃ、ちっちゃな声





「まあ、ちょっとした…政治的しがらみでな…」





あ、そーですか
なんだかわかんねーけど
これ以上突っ込まねーほーがいいみたいだな


「よろしく頼む。実は俺もな…」


ん?











「馴染むのに、多少時間かかった」













あ、やっぱり(グビ)


「ああ、始めの頃は呼ばれても中々反応出来なかったからな…」


するてぇと、お前の師匠ヤングバージョンからも
呼ばれて中々反応できなかった?

「いや、それはなんとか…ただ未だに落ち着かないが

んでもよー、カッコヨよく変身したからいいよなー
俺の師匠も生き返んなくていいから、も少し
カッコよくなって欲しいもんだわ


「…言ってることが無茶苦茶だな」


あ、そうそうそう!!


「わっ!!なんだ突然?!」

あのさぁ、俺これいろーんな人に
聞きまくってんだけどよぉ

「何だ…?」

なんか、劇場版の話持ち上がってるらしーんだけど
おまえ、なんか聞いてないか?なななな


「…確かに俺も、その話は少し聞いて…」

ホント?
ね、どんな内容なの?いつ頃公開でロケいつから?

「そんな食い下がられても…俺にも正式な依頼は来て無いから…」

えー…そーなんだー
レギュラー確定のお前にも来てないってことは
ガセだったのかなぁ…(ショボン)

「ガセ…ではないと思う」

ホント?

「ああ…この情報は未公開だから…ここだけの話で
 余り大きい声では言えないがな」


うんうんうんうん!














「来年、2月に公開予定らしい」















ほんと?!


おっしゃぁ!!
ラストチャンスに賭けて
今からビルドアップしてお顔とお肌に磨きかけとくかぁ!!


「おまえ、出演予定なのか?」


そんな…備えあれば憂い無しだよ!!
正式な依頼が来てアタフタするよりもさ
常日頃から心がけておきゃ、イザというとき
動揺することもねーだろ、な?


「まぁ…確かにそれは一理あるが…」


オメーもよ、レギュラーなんだから普段から
磨きかけとかなきゃダメだよ?ん?

髪の毛枝毛出てんじゃん、いいトリートメント貸そか?


「いや、いい…しかしな盟」


ん?


「おまえとは、あの小説が初顔合わせだった訳だが」



だね、あんときもお世話様でした☆




「いや、なんというか…おまえ…」


ん、何?(グビ)



「あの小説と」



うん



「今と…」


うん














「かなり、性格が違ってないか?」




ブッ!!
ゲホゲホゲホ!!






ゲフ…し、紫龍…それは…それはちょっと



「ん?どうしたんだそんなに動揺して」


あの(ゴソゴソ)

紫龍、その指摘はちょっと…NG
頼むわ、な?

「そっちにも、立ち入ってはいけない事情があるようだな」

ん、まー俺のほーは政治的しがらみはねーけど
ちょっ…としたフライングでな

「そうか、俺はてっきり…」

ん?


「6年間の修行で、何かが壊れたのかと思った」


それも、ある。
確かに、ある。
つか、おおあり。


「やっぱりそうか……しかしな、盟。正直に言わせてくれ」


なに?





「よく、生き残ったな」





えっへん☆
えらいだろーっ!
誉めて誉めて誉めて!!


「遠慮も謙遜も無いな…まあ、お前の師があれならな」



…うん、お前呼んだ理由の一つそれ
その反応。


「(ドキ)…な、どういう意味だ?」

あー、そんな青い顔しなくていいから、な?
んだってよ、出合ったシチュエーションは違うけどさ
俺の知り合いん中で、師匠のキャラ知ってんの
お前だけだもん
だから、話も通じやすいと思ってな



「……」


また、始めんときみたいに
眉間にシワ寄せんのやめやめ!

「あのな」

はい?

「敢えて、言わせてもらう」

…ほい。

「俺が聞いた限り、お前。師の事は嫌いではなさそうなんだが
 …俺の認識は間違ってるか?」


ないよ

「それなのにだ…」

お前は嫌いなんだろ?

「…うん………と、いうかなぁ!!好き嫌い以前に…」

人として認めらんねーんだろ?

「ああ……だから、なんでそんな俺を呼んでしまうんだ?」


別に、おめーの事も嫌いじゃないし



「……」



変な意味じゃねーぞ


「それは分かっている」




敵討ちとか?仇討ちとか?



(ギク)



師の教えに従えば、それはアホらしいこったよ


「……そうなのか…」


んだって
あの人の信条は「勝ったモン勝ち」だろ?


「ああ」


そんなら、お前さんが勝ったモン勝ち。
「負けた奴に何言い訳の権利も無い」って師匠言ってたから
その言葉に責任取ってもらいましょー

自分の結果は、人に責任取らせないって
師匠の信念と信条に、弟子従いまして
俺は恨みも辛みも持ちません

だから、兄弟


「ん?」


ほい、握手


「………凄い解釈だな…」


ん、右手出して右手
はい、あんたの勝ち〜☆



「…うん」



よく、生き残ってくれたな




「…あ、ああ…(涙目)
 俺も、血を分けた兄弟が
 また一人、生きていてくれて
 …嬉しかった」


ありがとう……

それでさ、兄弟


「ん?」


俺が、お前と…
いや、お前に会ったら

聞きたいことが、あった
いいか?


「ああ……なんでも、聞いてくれ」



うん


じゃあな


「ああ」














師匠の必殺技、どんなん?











「はぁ?」


んだってよ、師匠とマトモに戦って
生きて帰ったのお前さんくらいだろ?
ななな?


「ああ、ま…確かに…」


だからさぁ〜

あの、師匠の必殺技、なんつったけあの
メキシキセイカイハ
だっけ?!

















「…逆…」















へ?



「逆だ」


え、逆っ…つーと

「技の名前がなんだ、積尸気冥界波
 
…何で俺、デスマスクのフォローしてるんだ?」


そそ、そのメーカイ波
お前、食らったんだろ?


「ああ、まあ…な」


それさ、いったいどんな感じ?
すげー、聞きてー(ワクワク)

「お前は、聞いた事無かったのか?」

んだってよ、弟子仲間の何人かは食らったけど
フツーは、感想聞けねーじゃん

「確かにな、普通は…」

でさ、そのフツーじゃねー快挙
成し遂げたお前にさ、聞きたいのよ
ライブで体感した感想をさ。


「……ライブ…」


どどど、どんなんよ
ナマ冥界波。


「余り、いいものではないんだが…」


うんうん☆
そりゃ、必殺技だもんなー

イヤな思い出とは思いますが
ここはいっちょ、ぶっちゃけ話してオネガイ(パンパン)


「……弟子にまでこの扱いか…自業自得といえばそうだが…

へ?

「いやなんでもない。そうだな…どんな感じと言われれば…うーん」


うんうんうん☆


「そんな、期待して聞くものじゃないぞ。
 第一あの技は、肉体からいきなり魂が抜かれるんだ。
 
抵抗も何もあったものじゃない


そこ、そこまでは知ってるのよ。
いきなり魂スポーンて抜いちゃうってのはさ
俺が聞きたいのは、その感覚なんだよなー
た、例えればどんな感じ?


「例え…って、何に例えられるもんじゃないぞあれは!
 強いて言うなら…」



言うなら…(ゴク)


「うーむ…なんというか、頭の内部かはじけて…
 
こう引き抜かれて
 
浮き上がる感覚になるんだ…」


うん…(ゴックン)


「そのまま別の力で強引に引っ張られて
 落ちて行って……抵抗しようにも
 闇の中に
引きずり込まれる感覚…だな」






……紫龍…






「ん?」


なんか、話だけ聞くとさぁ



「ああ」



すげー…

やらしく聞こえんだけど



「なんでだっ!!」



そんな怒鳴んねーでよ 
んだってよー
「強引に引っ張られる」とかー
「抵抗しようにも引きずり込まれ」とかー

あーなんか俺…
顔、赤くなってきちまった(ペチペチ)

「あの、なぁ…」


紫龍、おまえ

師匠に何されちゃったんだよぉ(ペチペチ)


何もされてない!!
 正確には、
殺された以外何も無い!!


なんか
殺されたほーがまだマシだって言い方だな
まー、気持ち分かるけどよ


「おまえなぁ…人が必死の思いで説明したのに…(ガク)」


悪ィ悪ィ(ペコ)
んでも、お陰さまでやーっと分かりました
セキシキメーカイハ

聞けば聞くほど師匠らしい技だわ


「そうなのか?」




うん、あの人普段から…






「…ああ…」







めさめさスケベだもん


あのなぁ!
 だから
何も無いと言ってるだろうが!!」


あー、兄弟兄弟、そんな髪逆立てねーでくれよぅ
おまえさんが逆立つとほら、ここのスタジオ
天井低いから、ついちゃってるよー



「おまえ…さり気なく俺に仇討ちしてないか?」


え?そんなつもりねーけど
心理攻撃しちゃってる?

「何気にな…(ガク)」

でも、師匠のフォローもしてねーよ
こんなん本人の前で言ったらオレ、壁に吹っ飛ばされて
人型の穴つくっちまうわな

「弟子に対してもその扱いか…」

おー、弟子には口より先に手が出るタイプだからなー
にも先に手が出るタイプだけど…
あ、この場合の手の出し方はちょっと違うからね☆

「注釈を入れなくても、わかる。しかしな盟」


ん?


「おまえ…シチリアで修行中」


はい




「何か、疑問は無かったのか?」




……んー、無いといえばウソだけどよー
でもさぁ、他に比較するモンも無いんだよね。
俺だけでなく、お前も他の兄弟も、修行中はその場から
一歩も出れねー訳だろ?

そーすっと「ああ、これが聖闘士の修行なんだな」って
自分に言い聞かせて、柔軟にやり過ごさないと生き残れ
ない訳よ兄弟。

「…言われてみれば、そうかもしれないな」

ま、そんなこんなで気ままワガママ師匠の所でなんとか
生き残ってよ

「ああ」

こーやって生き残った兄弟と再会してなぁ
他の修行先の話、色々聞いてやっと


「…うん…」


俺、どっかズレた修行地に行った事は
ようやく気が付いた。

「だろうな…」

特にお前とは、全く正反対
だったような、気がする。

「俺も同じだ」

キッパリ言ったね…(苦笑)
つかな紫龍

「ん?」

おまえくらいじゃないの?
三食+彼女付き、風光明媚の好環境で修行
めさめさラッキーマンじゃん☆

「……う…」

んな気まずい顔しなくたっていーよ
全ては天の運とくじ引きの結果なんだからさぁ
なんだ、もしあのクジでだよ

「ああ…」

俺とお前の修行地逆転もありえたんだぜ


うわぁぁぁ!それは、それだけは
 
言わないでくれ!!第一俺は・・・」

ん?

「あいつが、弟子を取る事自体未だに
 
信じられん…お前には悪いが」

その意見…なんとくなく、否定できないな
でも、否定しないと俺の存在自体危ういんだよな…

「大体おまえ」

はい?


技の基本とか、小宇宙の高め方とか
 
必殺技とか…どう教わったんだ?」


すげー、素な質問だな。
…んっとねー、まず

「ああ」

技の基本はー、先輩から。ダンテ先輩。
実技はあの人が中心だったから


「後は?」


小宇宙は〜
ま、修行の間になんとなくかな
なんとなく、燃焼系してた。


「……必殺…技は…?」


聖衣が教えてくれました☆
あ、先輩も同じ☆

 ガタッ!!

「…ま、まあ…ある程度予想はつく答えだな…
 最後に聞きたい…」

ぅぃ?

お前のその髪、聞いた話だと、その・・・・
 自分の師に、けけけけけ…」


笑うなよー
しかもお前らしくねー笑いだなー

どもってるんだ!…その、敬意を払う理由で
 染めたとか?」


うん。そです。
似合う?


「…見えないから何とも言えんが…その、半ば
 
ほったらかされたような修行の中で
 どこが、
敬意に値したんだ?」

んー(ボリボリ)
詳しく話すと長くなるしさぁ
おまえさんには好まれねーかもしれねーから
ざっと一口で言わしてもらうとよー

「うん」

あの人、どっか吹っ飛んでんだよな
型破りっつかー、型破壊。

「……ああ」

俺、どっかそーゆー生き方
あこがれてたんだよね。

…6年間の中で気付いた。

「………」

あんま多くはいえねーけどさ
俺さぁ

「…うん」

きれーに舗装された道路さ
障害物もゴミもねー奇麗な道路

「…ん?」

そーゆー道路を用意されて
「さぁ、危険は無いから歩いて下さい」ってぇ
お膳立てされた生き方嫌いなのよ
…贅沢な悩みかもしんねーけど

「そうか…」

ま、そーゆー俺には
あのくらいキッツイ型破りな師匠が丁度よかった
のかもしれねーな☆
やっぱ、適材適所だったんでねーのかね?
そんな訳で髪染めたのは、敬意つうか
憧れてたんだな、おまえさんにゃ悪ィけど

「いや、そのことはもう…」

でもよぉ

「ん?」

俺の髪なんてぇ、お前さんにくらべりゃ
まだまだだって☆

「どういうことだ?」

んだって、俺まだだよ
おまえさんなんか、背中一面に刺青じゃんか
いやー、俺もそこまでは…

これはちがう。自分で彫ったんじゃない」

わわわ!そんな額に青筋立てねーでくれよ
…とするとそれなに?なんで背中に浮かぶの?


「修行と小宇宙の作用と、聖衣の作用だ」


すげー聖衣だな
背中にイレズミでちゃうのかよ(汗)
どーすんのよお前、銭湯入場拒否されちゃうよ

「普段の生活には差し支えない」

そか、しかしその理屈でいくと俺、
ロン毛姉さんが背中に浮き出ちゃうんだ…
…ちょっとヤバい感じ。

「聖衣授与者全員に浮き出る訳じゃない。
 そういう心配はしなくていいと思うぞ」


だよなー、全員そうだったら
師匠なんかすんげぇマヌケだよ
人間蟹道楽かっつーの(笑)


「…おまえ、本当に尊敬してるのか?」


これが、俺の敬意の仕方(えっへん)

「なんだか、意味不明な返答だな」


ほんじゃ、また場がライトになった辺りで

本日のトーク、締めることにしますか


「ああ、言葉足らずで済まなかったが」


いやいやいや、けっこー長く話せたよ
本日は、どもお疲れさんでした☆

今日のゲスト
ドラゴン紫龍さんでしたー
(ぱちぱちぱちぱち)
ほんじゃ最後にさ、ちょっとお耳を拝借・・・・・

「ん?どうした…ん…」

ごにょごにょ

…ん、そうなのか…わかった…やってみる」


はい、そんじゃいくぜ


「てゆーか、盟……」


「…ん…?あ、もう…」


ははははは…
ちょっとタイミングずらしたねー
もっかい行くよ☆さんはい




「てゆーか盟と、紫龍…でした☆」

































ほい、ほんとにお付き合いあんがとなー

「いや、大分雰囲気が重たくなったが…」

でもねーよ
お前のその真面目なしゃべりっぷりでさー
お陰さまで

「ん?」

キャラ、かぶんなくてよかったって☆

ガタ!!


ほんじゃ、撤収しますよー、おさきー




(ガチャ)

ん?


……え?


「?どうした…?」


「劇場版の内容決定したの?」


「わっ!!」


「なななな、なんでいつ何処でどうして?は?
 俺らがテレテレ話している間に……って
 
テレテレは誰のせいだよ!!!
 で、どうなの…?…俺の出番とかは

ん?


はい…

はー…

いきなりその展開なの…?


はー……」





「め、盟……あの…」


「……ん?」


「これが当たれば、次回作もあると、俺は思うぞ…」


「そぉだよなぁ(涙目)
 じゃ、紫龍」


「ん?」


「さっそく前売りゲットだ!!!急ぐぞっ!」


「いや、それはさすがに気が早……わっ!!」