3.

 何の迷いもなく噴火中の火山の火口に突入する少年たち。

 いくら今現在噴火している場所とは反対側の古い火口
だからって、気軽に入るなそんな場所。しかも4人中ふたり
が怪我人なのに。頼むから誰か反対しろ。怖すぎます。
 あんたら、火山なめてない? せめて地元民の盟、君
だけでも・・・!!

 ・・・・あ、いや、この辺りからの盟の言動は彼本来の
ものかどうかちょっと怪しいんだった。全部素のままだと
考えても不自然ではないけど、さて?
 パラスから「逃げてきた」というのは嘘かもですね。
むしろパラスに茶を出されてくつろいでいたりして;^^


 しかし、氷河に対して言った
「それは……白鳥座の聖衣か。お似合いだぜ、氷河」という
台詞は、間違いなくだろう。
 アイザックにも言われてたけど・・・そんなに似合ってる
のかしら、あのアヒルとパフスリーブ。
(真面目な氷河ファンに喧嘩を売る意図は全くないことを
ここに誓いますって言うか怒らないでお願い)



 洞窟の壁が光っているとは薄気味悪くてなかなか素敵な
演出だが、そう・・・・ここで思い出すのが富士の地底。

 一輝率いる暗黒聖闘士との戦いの場だった洞窟(考えて
みればあそこも火山性の洞窟。無茶苦茶危険)。
 誰も明かり持ってなかったけど、なんで平気なのか不思議
だった。

 私は以前山口の秋芳洞(註2)に行ったことがあるのだが、
洞窟の中は暗い。
 外光が入らないのだから当たり前なのだが、観光地化
されて見学ルートが整備されている秋芳洞でも、ちょっと
ルートから離れたところは本気で真っ暗である。
 何も見えないし、怖くて普通は入る気にもならない。

 あの富士の洞窟はそんな観光地ではなかったから、中に
明かりなどないはずである。そうすると、中は今時の街灯
だらけの街の夜とは比べものにならない、それこそ鼻を
つままれても分からないような暗闇のはずなのだが・・・・

 何で誰も不自由してる様子がなかったんだろう・・・・
 一歩歩くのにもそーっと足下探りながらでないと歩けた
もんじゃないと思うんだけど(実感湧かなかったら、きつ
めに目隠しして今いるところから隣の部屋なりトイレなり
まで歩いてみましょう)。
 やっぱり小宇宙? すごいなあ聖闘士。

 ・・・・閑話休題。

 

   4.

 敵陣突入。ほんっと迷わないね君たちは・・・・

 で、<地炎>の結界。プレグラって、確かギガスの
生まれた地だっけ?
 しかし、結界のおかげで敵の力を吸い取って有利に
なってる自分の状況を、誇らしげに自慢するのはどうか
と思うよエンケラドスさん?
 まあ、4対1であることを考えれば・・・でもやっぱり
自慢にはならんだろ。

 て言うか・・・・ご都合な「結界」だなあ・・・・・
(あー言っちゃった)

 あ、いやでも、神話でもギガスはプレグラの地では
死なないんでしたね、確か。地面に体が着いたら復活
しちゃうから、ヘラクレスは持ち上げたまま絞め殺した
とか何とかそんな話を読んだ気が。へぇ×15


 そして明かされるギガスの意図。整理すると、
「聖域で聖闘士を攫い、シチリアまで聖闘士を誘き寄せて
テュポン復活の生け贄にする+聖闘士の戦力をそぐ」
ですね。

 言っちゃ何だけど結構安易、というか聖域側の動きに
依存した計画(・・・・か?)なんだけど。聖域の指導者が
シビアな人間で救助隊送ってくれなかったり
(ニコルさんは本来はそういう人っぽい)したら、いきなり頓挫だぞ。三人
しか来なかったのもギガス側としては当てはずれだった
みたいだし。

 アテナの性格を考えれば確かに十分勝算のある作戦では
あるんだけど、そこまで計算できたのだろうか。
 て言うかこの作戦立てたの誰だ。やっぱりあのバカ? 
この妙に半端感漂ういい加減さは、オデイオンでの襲撃
事件と通じるものがあるように思えるが。



 そして・・・・・。
 ここからが、衝撃の急展開の連続となりましたね。
と言うか、流血とグロ描写の連打はかなりきつかった。

 盟ちゃん結構すごいね。いきなり素手で聖衣着た人間を
背中から貫くなんて、実はシュラも真っ青では?
 これが盟の実力なのか、取っ憑いてたバカの力なのかは
分からないけど。

 かーなーり唐突な展開で、正直「おいおいおいおい
そんなベッタベタな!!」と思わず叫んだ。
 「身内にラスボスが隠れている」・・・ある意味王道
パターン。て言うか、君もやっただろう瞬!!
 まあ瞬の場合直接ビビらせたのは星矢とラダマンティス
だけだったけど。


 て言うか、君たち結局分かってなかったんだね、封印
されてるのが誰か。
 アテナ・・・・若いもんは体ばっか鍛えてちゃだめ
ですよ。勉強もちゃんとさせないと・・・・



 で、さらにいきなり出てきたトアスのこの台詞。

「あの御方さ、若く美しいアンドロメダ」
             (163ページ)


 それはもうええっちゅーに。
 とっさに、「えっあんた死んだんじゃなかったの?!」
より先にこっちのツッコミが出たぞ。
 ここまでしつこいともう頭抱える意外に対応の仕方が
思いつきません。何なのあなたは。


 それにしても、「死んだと思ったら生きていた」
ゾンビパターンをやらかしてくれるのは、青銅だけの
専売特許じゃなかったんだね・・・・あ、アルデバランも
やったか。

 ・・・・などと下らないことを考えている間に、
盟ちゃんえらいことになってました。



  5.

 ・・・・そうだよ。ここで瞬にハーデス降臨とかした
ら、話が収集つかなくなって面白かろうなーとか思った
んだよ・・・
 すみません。バカで。

 ・・・・あ、でも、瞬はここまで怯えなくても良い
んじゃないかとは本気で思う。
 だって君もやっただろう! 君は取り憑いた「神」を
自力で叩き出しただろう!!
 実力的には、多分ハーデスの方が遙かに怖かった。
 テュポンはひとりでオリンポスを脅かした存在ではある
けれど、神話でも単に暴れるだけのキャラだし。
 いっそ喚んじゃえよ、ハーデス。(やめんか)



 バカ神・・・もといテュポン(註3)降臨。

 ところで「バカ神」って、テュポンの二つ名として
正式に採用されませんかね。かね
十分通用するし、何より「百の蛇の頭」なんて半端に
かっこいいのより遙かに奴の本質を言い表していると
思うぞ、バカ神。シンプルで良いなー・・・

 しかし、何で憑依すると髪の色変わるんだ? 決まり事
なのかこれは。
 現実にあったら(ありえねぇよ)相当に異様な光景だと
思うんだけど、原作でもふたりやってくれたねえ・・・・
 サガはちょっと違うけど。しかし考えてみればただの
乖離性同一性障害では髪の色なんて変わるわけないんだ
けどアレは一体。
 あ、そう言えばジュリアンは髪の色変わらなかったけど、
その辺はどうなんでしょう?(どうでもいい)


 生贄の血を神に捧げるというのはまあ、非常にありがち
ではある。血液を生命力そのものと見るのもごく一般的だし。
 て言うか、聖衣修復の時に血をかけるのは「儀式」
なのか。そうか、猟奇趣味ではなかったのか・・・・
考えてみればあれも一種の「生贄」なのかも。
 

 そして・・・・。
 結局あんたは乗り込んできたのかアテナ。
 ここの彼女の行動は海界編の一輝並のタイミングの
良さと演出で、狙っていたとしか思えないのだが・・・
演出担当はニコルさん?きっと音響とか照明も用意したんだよ

 テュポンとの噛み合ってない会話(てゆーかお互い言いたい
ことを勝手に言ってるだけ、神様ってこんなもんか)がとても
楽しい。しかし結構アテナの性格を掴んでいるらしいテュポン、
なかなかナイス。


 引用行きます。

「おやめなさい!」
「その黄金の杖で、吾を突き殺すか?」

 テュポンは背中で声を投げた。

「…………っ?」
「アテナにはできまい。アテナの<意志>が許さない。
なぜならアテナは、聖闘士が傷つくことをなにより悲しむ
からだ。この脆い肉体の持ち主だった者は───そうだ。
盟だ」
「─────」
「ここにいるのは愛しい聖闘士なのだからな」
                  (177ページ)


 ・・・・なかなか、ツボ突いてくれるではないかバカ
(既に「神」すら省略されている)のくせに・・・

 よし。もっと言ってやれ。(<またか!!)


 さらに。

「突き殺せば、盟の肉体が死ぬ。ためらえば、この生贄の
娘が死ぬ。いずれにせよ」
「!」
「アテナの<意志>とは、なんと滑稽な」
                  (177ページ)


 そう言うあんたの<意志>とやらは、せいぜい「暴れたい」
くらいだろうと思いつつ・・・言ってくれるではないか
バカのくせに。

 しかし、神話の時代以来の復活だったテュポンがいき
なりこんなことを言えるということは、アテナは昔から
この性格だったのか・・・? それもどうなんだろう・・・・
(神話のアテナの性格は、どっちかというと「誰か馬に
なりなさい」に近いと思うんだが)

 
 そして・・・・あくまでもマイペースに、無茶苦茶な
ことをやりまくるテュポン・・・・


  6.

 今更この世界に文句は言いません、言わないけど。
 ただ一言、言わせていただきたい・・・・

 スプラッタはやめてー!!

 駄目なんだよ私は血とか内臓とか!!
 原作でも一輝VS那智とか一輝VSカペラとか一輝VS
氷河の幻魔拳マーマとか一輝VSカノンのこれまた幻魔拳
とか(一輝絡みばっかりかよ)で泣きたかった口なのに。
 こんな、子どもが見たらトラウマになりそうな光景を
延々とやらんでくれ。
 もしも映像化されることになっても・・・・これは
やっぱり、相当なネックだろうなあ。ああ、悪夢に見そう。
あの部分は(車田をベースにしている割には)えりぁリアルですた。
どっちかというと永井豪の世界観に近いと思うの自分だけ?


 しかし、せっかく目の前に敵がいるのに、なんで味方
から殺すかなこのバカは。
 ギガスの方が小宇宙吸収しやすいのだろうか。だったら
わざわざ人質まで取って誘い込んだ聖闘士たちは何のため
に・・・ああやっぱりバカだこいつ。
身内は「前菜」聖闘士は「メインディッシュ」ちうノリなのかなバカ神

 しかも、自分で盟ちゃんから離れてくれるし。ほんと、
何考えて生きてるんだか・・・って、「何も考えてない」
に3000点か?
あれですあれ、ヤドカリが自宅きつくなったから貝を代えるあのノリです


 さらにこの台詞。

「そもそも幽冥の底に封じられた吾が、この現に、指先
だけでもかけることができたのは───盟よ。脆い人間よ。
貴様が、のこのこと吾の前に現れたからではないか」
                 (183ページ)


 あの・・・・それ、どう考えても威張って言うことじゃ
ないと思うし・・・。

 「てゆーか盟」その5でもツッコまれてたけど、お前要する
に、たまたま盟がそばに現れた(まあ目的があって来たわけですが)
という偶然のラッキーのおかげでこうやって好き勝手
できてるわけだろ? 
それがなかったら永遠にエトナの山の下だろ?
 冷静に読むと無茶苦茶情けないぞ。それでも神か。
この植物に似てますね、行動が

 偉そうに言われるとむしろ不憫になってきます。
 要は復活できて浮かれてるんだろうなこいつ・・・・
バカだな・・・・


 ツッコミはともかく、ここで盟がアテナのことを一度
だけ「沙織」と呼び捨てにするのがとても好きだ。
 ああ、伏線だったんだ・・・泣けるぜ。てゆーかここの
盟ちゃんは本気でいい男だ!! 「てゆーか」なんて
言ってる場合じゃない!!

 しかも後ろから切られちゃって可哀想な盟・・・・


 しかしこの後しばらく、彼のことを気遣っている暇は
他の人々にはなかっただろう。


 テュポン顕現。引用ゴー。

 エンケラドスの鬼面が、砕け散った。
 抜け殻の法衣が、砂となって渦に流れていく。
 代わって、内から皮膚を破りながら、新たな輝きを
秘めた金剛衣が生まれていく。
 輝きは───闇色のオニキス。
 強き肉体。
 黒い舌。
 右の眼に捺された、炎の烙印が燃えさかる。
 贄を貪り尽くし、兇風をまとうギガスの神は、ついに
顕現した。
                (185ページ)


 原作で登場した神で、ここまで派手なパフォーマンス
やってくれた人はいない。ポセイドンとジュリアンは
境目がいまいちよく分からないし、ハーデスと瞬は髪の
色が変わった(後、髪伸びてた)だけだ。
 テュポン・・・バカなだけでなく、派手好きで演出に凝る
(しかも実質的効果考えない)タイプと見た。
 あかんこの人ほんまにアホや。

 そしてその姿は・・・

 それは、テュポンは非対称な姿の神だった。
 右半身は、無限なる炎。
 左半身は、虚ろな兇風。
 アシンメトリー。
 瞳の色も、髪の色も、肌の色も、肉体の一部のような
金剛衣のフォルムも、正中線を境に左右で異なっている。
 そして。

「アテナと聖闘士はいつも、地上の愛と平和を守るため
に、暴力を持って戦うという矛盾と葛藤してきた」

 テュポンは確実に『美しかった』。
 姿も。
 声も。
 右目の虹彩から噴き出す炎は、睫毛のように、目尻を飾り。
 左半身のすべての毛穴からは、青白い稲妻が、散っていた。
               (186ページ)



 引用長くて申し訳ない・・・・って言うか・・・・・

 そ、想像つかねぇ。どんななんだテュポン!!
 アシンメトリーは分かるけど、何? 毛穴から稲妻?! 
何だそりゃー!! 浜崎先生、すごすぎますこの描写は!!
 誰か絵にしてくれ!!

 ここまで派手な、人間離れした姿になってくれた神は
原作にはいない。皆様顔がやたらと良いだけで、姿その
ものは人間と同じだった。ハーデス(本体)の髪型は
かなり人間離れしていたが。

 ギリシア神話の神は皆、理想的な人間の姿(身も蓋も
なく言うと美形)をしているから、やっぱりテュポンは
怪物の方に近いのかもしれない。

「毛穴から稲妻」とゆー描写で、日本神話のイザナミ女神を思い出しました。
黄泉に逝ったイザナミは「腐り果てた身体に7つの雷神が宿っていた」と描写されてます。
この後イザナミは「黄泉比良坂」を岩戸で塞がれる事によって完全に黄泉の神となって
しまうのですが「黄泉比良坂」って「火山口」の意味もあるのですよ。
イザナミは火山口を塞がれて閉じ込められ、テュポンは火山そのもので閉じ込められた……
結論:やっぱ蟹座の聖闘士の修行地はエトナでOK?(はしょりすぎ)



 テュポンの言う、「これは<聖戦>ではない」という
主張は、正直大好きだ。そうか、そういう手があったか
と、本気で感心した。
 ついでに、彼が「プロパガンダ」などという言葉を
知っていることにも驚愕した。
あと下に引用されている「ロジック」って言葉使ってるのもビックリした
 …ってそれ、コンピューター用語に良く使われるんですが…


「どちらが正義か。より正義か。では、正義とはなんだ。
愛とは。なにをもって平和となす……? ああ、うんざり
する。そんな煩わしい、言葉のロジックに葛藤するのは
やめろ。聞け。これからはじまるのは原始の戦いだ。
<生存競争>───誰も、それを止められない」
             (187ページ)


 互いに異なる「正義」と「正義」の戦いである<聖戦>
とは違う原始の戦い、<生存競争>。トアスが瞬に言った
のはこのことだったか・・・・。いやあ、身も蓋もなくて
清々しい。

 これって、本当にすごいと思う。
 つまりテュポンは、「正義」という価値観による主張の
通用しない相手なのだ。
 サガに付いた黄金聖闘士には「力こそが正義」という
共通の主張があったが、それすらも通用しない。

 テュポンとギガスたちにとって、「正しい」ことに意味
はないのである。ただ戦い殺し合うことだけに意味がある、
そういう敵なのだ。
 凄まじい設定である。


 サガにせよポセイドンにせよハーデスにせよ、原作に
登場した敵役はそれぞれに自分の立場と価値観による
「正義」を主張し、それに則って地上に手を出したのだ
(ポセイドンはちょっとアレだが)。

 だからこそ敵の中にも葛藤があった。善悪に分かれて
しまったサガはその最たる例だが、黄金聖闘士たちも
そうだし、カノンに疑念を抱いた結果ポセイドンをも
裏切る形になった(そうだよね?)ソレントや、友情を
育んでいた感のある(としか思えん)カノンとラダマン
ティスなど、敵味方という単純な二元論で割り切れない
人間関係が成立する余地があったのである。

 ギガスにはそれがない。一切の相互理解が不可能な存在。
 こういう作品の敵役の設定として、これは非常に斬新
ではなかろうか。
 これは戦争ではないのだ。早い話、桃太郎の鬼退治と
同じなのである。ああいや、日本の鬼は元人間か・・・
どちらかというとペルセウスのゴルゴン退治とかジーグ
フリードのドラゴン退治が近い?
 いや、いずれにしてもすごいです浜崎先生。


 ついでに、話が逸れるが「聖戦」についてちょっと。

 人間同士の戦争に客観的な「正義」はない。それは
互いに主張する大義名分でしかない。あるのは利害関係
であり、だから「和平」という形で折り合いを付ける
ことが出来る。
 その意味で、『星矢』で描かれる神々の戦いは確かに
「聖戦」ではある。異なる「正義」同士の戦い、宗教戦争
だからだ。ジハード・・・ああやな響き。

 ただ、キリスト教やイスラム教のような一神教の場合、
宗教戦争である「聖戦」は絶対に相手の「正義」を受け
入れることの出来ないつぶし合いになるが、ギリシア
多神教ならばそうはならない。ちょっと特殊な「聖戦」
だと思う。
 ・・・・と言うか、多神教は宗教戦争ってあんまり
やらないんじゃ・・・? 同じ宗教の違う神様をあが
める者同士で戦争ってのはあまり聞かんが。まあ、いいか・・・


「この戦いは歴史にさえ残す意義はない」
             (191ページ)


 この台詞本気でかっこいいと思う私はやはり何か間違って
いるだろうか。ゐゐゑ
ついつい、この土壇場で盟ちゃんが聖衣装着したことを
忘れてしまったが。(ごめん盟)


 ほんと、最後になって意外なほどに(失礼)
壮大な世界観が飛び出してきました・・・。
すごいよテュポン!

 しかし、いいのかエトナ山噴火までさせちゃって・・・・
てゆーか、無くなっちゃったんですが、エトナ…