iii.<Chronos>

  1.

 本格戦闘シーン、星矢VS“合成獣”のキマイラ第二
ラウンド。

 キマイラ氏、いきなり言うことが「食らってやる」と
来る辺り、実にストレートで分かりやすい敵ぶりでよい。
本当に食べたら絵的にとても怖いが。

 あ、そういえば、バカが「食らってこい」とか命令して
いたのは、本当に文字通り食べろという意味なのだろうか。
 小宇宙を吸収してこいくらいの意味であって欲しいと
心から願うスプラッタ苦手の緑であった。

 しかし、そんな敵の脅し文句に「えげつなくてやだね」
などと軽口で返すか。
 星矢ってこういう切り返しの出来るキャラだったっけ?
 原作のイメージでは、「ふざけるな!」とか「そうは
させるか!」とか、真面目に怒りそうな気がするんだが。
 やっぱりちょっと成長してるのかな。


 そして───ここで、かなり疑問な記述があるのだが。
 引用行きます。


 己の肉体のみを武器に戦う聖闘士ではあったが、武器を
用いることについて素人なわけではない。
 なぜなら聖闘士の敵は、眼前のギガスがそうであるよう
に、いかなる武器の使用も禁じられていないからだ。
 聖闘士の修行においては、己の五体をいかなる刃物にも
勝る武器に鍛え上げるとともに、武器を持った敵への対処も
教えられる。教える側である師も、武器を用いた闘法に
通じていなければ教えられないのも、また道理だ。
                  (132ページ)



 ・・・理屈は、分かる。分かるがしかし、何か変だと
思う・・・。

 誰かツッコむ奴はいなかったのか。敵が武器を持っていた
場合に対処するために武器戦闘に通じた人材を育てる余裕が
あるのなら、戦士全員に普通に武器の扱いを憶えさせた方が
遙かに効率的だろう、と。
 何故武器なんてものが発達したのか考えれば当然のこと
ではないか。徒手空拳より殺傷力が高いからに決まってる
でしょ?

 いや、それより何より、「武器使用は不可」なんて
無意味な掟さっさと廃止しようよ。
 どっから出てきたんだよこれ。神話のアテナが守護した
英雄たちは、誰ひとりとしてそんな無体かつ無意味なこと
要求されてないぞ。
 ことは本当に命のやりとりをする戦闘であって、共通の
ルールの上で成立するスポーツの試合ではないのだ。敵に
通用しない上に味方だけ確実に不利にするこんなバカな掟、
今すぐやめろ。
神話上でのアテナ神は、技工の女神でもあったから器具や武器の
開発はお手のものだったと思うし;^^

 そもそも、武器使用禁止を建前としながら、武器を使って
る奴大勢いるんだし。
 ねえ、この掟を本当に遵守しなければならないのなら、
瞬の立場はどうなるの? あいつは鎖を使わずに勝ったこと
って原作じゃ2回しかないんだぞ。
 他にも、市の毒針は? ダンテの鋼球は? カペラの
円盤は? アルゴルの石化盾は?(あれはちと特殊すぎるか)
 天秤座は特例らしいが、射手座の弓矢は? アフロディ
ーテの薔薇とかも、厳密に言ったらマズくないの? 
 しかしこうして見ると、使うとなるとやたら特殊な
武器だらけだね。普通は剣とかだと思うんだが。

 分かってますよ。あえて武器を禁じることで肉体その
ものの力の可能性を引き出すとか、そういう理屈はいくら
でも付けられると言うことは。
 多分その方がストイックな雰囲気が出てかっこいい
とかその程度のことなんじゃないかとも思うけど。

 まあ・・・聖闘士たちの場合、身体能力があまりにも
ぶっ飛んで破格だから武器の意味があまりない(というか、
武器ない方が強い奴が約1名・・・さらに鎧もない方が
強い奴も約1名いるし)ような気もするのだが、アテナ様
には是非一度冷静な考慮をお願いいたします。



 と、聖闘士の謎の掟に思いを馳せている間に、戦闘は
続いております。


「鎧が重そうだな。そんなのろまで、このペガサスが
とらえられるか?」
「食らってやる」
                 (133ページ)



 ・・・・まただよ。まーた会話成立してないよこいつらは。
 やっぱりギガスと聖闘士って・・・いや、この組み合わせ
の場合、キマイラの方にコミュニケーション不全を強く
感じるが、それにしても。
 それはともかく、星矢が「このペガサス」なんて言うと
何だか新鮮・・・。


 キマイラさんの武器は、ノコギリ状の片刃の剣。
うーん、なかなかえぐい武器ですな。しかも熱を持って
いるらしい・・・。
 ちょっと想像しづらいが、扱いにくそうな気がする。
というか、剣としての実用性に乏しい気がする。異常な
大きさ以前に。

 ノコギリというものは結構力入れて引かないと切れない
はずだ。確かに刃がギザギザだと付けられた傷は治り
にくいし苦痛も大きいだろうが、それ以前に切りにくく
なるよ、間違いなく。致命傷は与えにくいはずだ。技術が
あるなら別でしょうが。

 一般の「剣」には、刃の形が多少違ってもそういうものは
ないだろう。ナイフでならそういうのもあるけど、当然
ずっと小さいし。
 いや、剣でも探せばあるのかもしれないが、剣という
ものは基本的に「斬る」ための武器なのだから(西洋の
バスタードソードなんかはどちらかというと重みで叩き
潰すようなものらしいが)、かなり珍しいと思う。一般的に
使われてるところ、あるの? あったらすみませんが。

 戦闘に使用する武器である以上、要求されるのは確実な
殺傷力のはずである。ギザギザ刃の剣は、それを犠牲に
して「相手を苦しめる」ことを主眼にしている、とても
変な武器だ。「武器」というより「拷問具」と呼ぶ方が
相応しい気がするが、いかがでしょうか?

 まあ、私は武具に関しては全くの素人なので、
思いっきり考え違いをしていたらすみません。
 


 武器に対する考察はさておき。

 必殺技“アクスクラックス”を例によって一度受け、
聖衣を引き裂かれて愕然とするのはまあお約束だが、
キマイラさん、なかなか色々芸があって(芸言うな)
楽しませてくれる。さすが合成獣。器用である。

 さらに、「人の動きではない」キマイラの攻撃に攪乱
される星矢。
 攪乱されながらもペガサス流星拳・・・って、あんたの
その技、原作でもかなり早い時期に「バカのひとつ覚え」
呼ばわりされてなかったか。一度やって効かなかったら、
ちょっとは攻撃法考えようよ。

 ・・・と思っていたら! 効かない流星拳をわざと
外して撃って水飛沫を立て、それを隠れ蓑にして間合いを
詰める作戦だったらしい。
 すごい、星矢がこんな頭脳プレイを!!
(ファンの方へ。緑は決して星矢を嫌いなわけでは以下略)
「真紅の少年伝説」で、蟹師匠が似たようなことをしております。
ってかあれは演出みたいなモンだったな


 しかし、必殺のペガサスローリングクラッシュ
(・・・でも、この技ってあんまり効いたことないよう
な気がするけど)をかけようとしたとたん、キマイラの
金剛衣の熱に逆にダメージを受けてしまう星矢。
 この程度の作戦で背後を取られるキマイラは相当甘い
と思うが、「星の焔を封じた灼熱の鎧」というフレーズは
大変かっこいいので許す。(何様)

 星の焔というのなら・・・やはりそのエネルギー源は
水素核融合なのだろうか。スケールでっかいなあ。さすが
“神の子”、常温核融合に成功しているとは・・・(違)


 二度目の“アクスクラックス”。星矢ちゃんは今度は
両脚に傷を負ってしまいました!
 ・・・ま、上で無意味に考察してるけど、本人が使い
こなせるならどんなに変な武器でもいいんだよな。

 そして脚を負傷して動きを封じられた星矢はキマイラに
食われてしまうのか?!
 ・・・個人的にそういう展開も斬新かなと思わないでも
ないが、ここでヘタレるのは星矢ではない。て言うか
さすがにファンが許すまい。渾身の力で立ち上がる星矢。

 だから、この子はちょっとボコった方が強くなるんだ
ってば。
 往生際の悪さは天下一品・・・というか、青銅相手に
「往生際が悪い」と揶揄する台詞を吐いた敵は、例外なく
葬られる運命を辿っていたような気がするぞ。

 キマイラの運命が決まっちゃったところで、ペガサス
星矢の(真の)最大の必殺技が炸裂する!!


「燃えろ……オレの小宇宙! この命ある限り!」
                 (140ページ)


 
 再び出ました! 神々すらもひれ伏す最強無敵の奇跡
誘発呪文!!

 この一言の前には、ありとあらゆる力も理屈も権威も
物理法則も全く無意味。これぞ星矢が主人公の座を守り
続けた所以である。(繰り返します。緑は決して星矢を以下略)
 とにかく、これが出てしまえば星矢は無敵だ。バックに
咆哮するペガサスを背負いつつ、ペガサス彗星拳!! 
見事キマイラの金剛衣を盾ごと打ち砕くのだが・・・


 ここに来て、さらなるビックリ設定の披露である。
 砕かれた金剛衣の中に星矢が見たものは、何と
「がらんどう」・・・。

 ギガスとは何者なのか? 根元的な疑問に答える間も
なく、星矢は力尽きて倒れてしまう。

 一般的な展開だと、ここで彼だけは根性で立ち上がって
くれるところなのだが・・・食べられなかったにしても
やっぱり斬新な展開だった。

 まあ、この話の主人公は星矢ではないですから、ね?



  2.

 本格戦闘シーン、氷河VSオルトロス第二ラウンド。

 凍り付く空気の中、相変わらずまともにコミュニケー
ションの取れてない氷河とオルトロス・・・このふたりの
場合、明らかに氷河の方に問題がありそうだ。
  しかし、「しゃべるのはおっくうだ」なんて奴だった
か、氷河? クールになったというより言語能力が落ちた
ような・・・げほごほ。
 まあ、オルトロスさんの方も、「せめて、五体をバラ
バラに砕かれるときくらいは、いい声で泣け」(144ページ

などと微妙発言をなさってくれているので、お互い様
でしょうか。いい声、ねえ・・・


 しかし、この話の氷河は本当に冷静です。情緒がどっか
おかしいんじゃないかってくらい冷静です。
 オルトロスのタックルをあっさりかわし、「そんな
のろま では、このキグナスの影さえとらえられはしない」
とさっきの星矢と似たような台詞(氷河も言ったな、
「このキグナス」・・・)を吐いてすかさずダイヤモンド
ダスト。
 しかも凍り付いた相手の姿に美的観点からの評価まで
下す余裕の態度。これはちょっと、氷河、性格変わりすぎ。
お前誰だ。
 ああ、でもまあ、前にも書いたけど身内が絡まなければ
この子は冷静でいられるんだった。そうか、これでいいのか。


 だがしかし。余裕をかましていると裏切られるのが
パターンというものである。お約束通り、氷を破って復活
してくるオルトロス!

 さらに、

「この程度の凍気では、この貴い金剛衣に守られた、
オレの皮一枚凍らすこともできんぞ」
                  (146ページ)


 お約束や〜。台詞まできっちりお約束や〜。つーか、
原作でも似たような台詞、聞いたような・・・
 案外基本に忠実な人(人?)なのでしょーか、オルトロス
さん。
 で、「オレを侮辱した」というのは、何を指して怒って
いるのだろうか? 素直に読むと、直前の氷河の台詞「トドか
アザラシのように皮下脂肪が詰まっている」のことみたいに
思えるんだけどそれでいいの? やっぱりギガスも肥満は
気になるのだろうか。意外なところから話が合うかも。(違うだろ・・・)


 さて、オルトロスさん、本格攻撃開始。
 結界を解いて周囲を真っ暗闇にして攻撃とはなかなか
せこい。だが、聖闘士にとって視覚を断たれることは
何の障害にもならなかったような気もしないでもない。
相手が紫龍だったらこの手は使えなかっただろうし。

 “サフィロス・エネドラー”って名前は意味分からない
ながらにかっこいいけど。・・・まあ、こういう状況で
さえ技名をきちんと叫ぶ律儀さに感心したとも言うなあ。
本当に基本に忠実な方なのかも。

 ところで、<地炎>の結界って、ギガスが個人の意志で
張ったり解いたりできるものなのね。いまいちどういう
仕組みになっているのかがよく分からないが、まあバカ
やることだしな・・・。

 
 それにしても、全く姿の見えない謎の攻撃に翻弄され
困惑しながら、冷静に状況を把握しようと務めている
クールさはやはり氷河ではないと・・・(しつこい)
 ああ・・・本当に成長したんだねえ。そうよね、師匠も
兄弟子も命がけで(文字通り)導いてくれたんだもんね。
 きっと彼らも草葉の陰で喜んでくれているよ・・・。
 ええ話や(涙)。

 だ・が・し・か・し。せっかく感涙にむせんだのも
つかの間。

(落ち着け氷河……こんなときこそ、戦いの中でこそ
クールになれと)
 師に教えられた。
 シベリアの氷原のように
クールであれと。
                 (149ページ)



 氷河はやっぱり氷河だった。
 師匠コン治ってねぇ!! 変わってなくて嬉しいわ
よー!!(別種の涙)

 どうでもいいけどシベリアの氷原レベルのクールさって、
やっぱり魔鈴さんくらいいかないとダメだと思うんですが、
あんたたちの中にその境地まで達してる人、いなかった
よね! 今更だけど!!(ホントにな)

 そしてそんなくーるな氷河に対し、せっせと脅し言葉を
吐く律儀なオルトロス。リアクション、皆無。虚しくは
ないか、オルトロス・・・
 氷河、返事くらいしてやれよ。無視は酷いよ。ちょっと
可哀想だぞ、がんばってんのに。(お前が酷いわ)


 クールになったおかげか、みごと謎の攻撃を封じる
ことに成功した氷河。何故オルトロスがわざわざ明るく
してくれたのかは謎だが(さすがに真っ暗だと間が持た
なくなったのだろうか)、彼の“サフィロス・エネドラー”
とやらは、金剛衣の肩パーツをサイコキネシスで操るもの
であったらしい。

 ・・・素朴な疑問。こいつのこの技、こういう暗闇の
中でしか威力を十分に発揮できないのでは? 最初に
体格とタックルでパワーファイタータイプとの先入観を
持たせるところから戦法に入っているのなら、そういう
ことになるよね?
 戦法そのものは瞬のチェーン技、あれと同じのようだ
けど。外光の入る場所では必然的に無理だよな、これ。
 そこまで使える状況が限定される技ってどうなの? 
普通に考えて、真っ暗な中で戦う状況ってのはそれほど
あるとは思えないんだが。こいつひょっとして、洞窟の
中でしか戦ったことがないとか言わんだろうな。


 氷河がオルトロスの技を破ったのは、薄い氷のカーテンを
自分の周囲に張り巡らし、その割れる音を頼りに飛来する
武器の位置を割り出すという回りくどいやり方によるもの
であったらしい。ふーん、そんな手使えたんだ。

 だが、そんなややこしいことしなくても、例の「フリー
ジングコフィンの変形」の氷の壁、周囲に作っちゃったら
どうだと思ったのは私だけ?
 まあ、閉じこもっても仕方ないのは確かだけど、そう
すれば確実に防げるし・・・あ、そうか、これをやると
ぶっ壊されるのが「お約束」になるからか!
 そうか、これでよかったのか。

 そして。

「聖闘士相手に、視覚だけを封じれば勝てると思って
いたのか」
                (151ページ


 全くだ。
 視覚だけどころか五感全てに加えて第六感まで封じて
さえ負けた奴もいるんだぞ。相手がちょっと破格というか
特殊というか異常というか反則だったけどな。


 ちなみにこの技への対抗策を青銅の他4人で想像して
みると・・・。
 星矢:一番つぶしの利かないタイプだが、最終的に
燃える小宇宙で奇跡を起こして見切る気がする

 紫龍:ここでは元から盲目なので暗くなっても全く
関係なし

 瞬:鎖があるから問題なし、防御も完璧だし暗闇攻撃も
恐らく一切無意味・・・つぶし、利きすぎ

 一輝:・・・自分の小宇宙のオーラで明かりの代わりが
出来るような・・・


 ・・・うーん。こうして並べると大したことないのか、
オルトロス?(おいおい)


 そして、氷河のさらなる台詞。

「聖闘士で暗闇での戦いは想定すべきこと。ましてや、
この氷河が修行した極北の東シベリアは、冬、ほとんど
太陽の昇らぬ世界になる。わが師カミュが、オレに
、闇の戦いを指南しなかったと思うのか……?」
                 (151ページ)


 いや、思うのかも何もオルトロスは知らんだろ。
あんたの修行地の環境も師匠との異常な関係も。自慢
してるところ申し訳ないが、ツッコんでやれよオルトロス。

 ついでに言うと、カミュも四感まで破壊されて普通に
動いてたなあ・・・確かに、聖闘士相手に視覚だけ封じた
程度で勝った気になったのは甘いとしか言いようがない。
 この辺、氷河の言うことは非常にもっともである。
聖闘士がいかに無茶な連中であるかということを証明
してるような気もするが、それは今更だし。

 ・・・・何はともあれ、氷河はやっぱり氷河だった。
 そして炸裂するホーロドニースメルチ。どうでもいいが
洞窟の内部で竜巻というのは危険ではないのだろうか。
また落盤でも起こったらどうする気だ。以前もやったけ
どさ、富士の地底で・・・ていうか、それ以前に大暴れ
してるけどさ。


 が・・・ここから再びの急展開である。いきなり訳の
分からない化け物に変貌するオルトロス!! さあ皆様
ご一緒に、なんじゃそりゃあ!!

 これまた、斬新な設定である。原作に登場したキャラ
クターでは、神々以外で明確に人間外な怪物といえば、
冥界編の方のお前その姿のどこが犬なんだなケルベロス
と、存在意義のよく分からないフェアリーくらいしか
いなかった。

 まあ他にも、脱皮する中国妖怪とか自力で二百四十年
だか生きた麻呂眉大羊とか三段変態する死界のちょうちょ
とか髪の色が白黒リバーシブルな特殊乖離性同一性障害者
とか宇宙の塵になっても生き返る不死鳥男とか・・・
 ・・・・あれ? 結構、いるな・・・。

 ・・・・・・・・・・・・

 まあ原作登場キャラの異様さはともかく(あれだけ
濃ゆいキャラクターをあれだけたくさんよくぞ創造なさった
ものです・・・・車田先生は本当に偉大です)、本性
を現すといきなり知性が吹っ飛んでしまうオルトロス
ってどうなんだろーか。しかもほんとに氷河の腕食おう
としてるし(いやっ、痛そう・・・!!)。

 いずれにせよ、もうどうしようもない感じになって
しまったオルトロスに、氷河の師匠コンの象徴たる究極の
必殺技・オーロラエクスキューションが炸裂する。
「凍えて眠れ」だって・・・かっこいいわー氷河。


 そして、氷河もまた倒れてしまうのだが・・・。