| ＜あとがき＞ どうしたもんでしょうかこの話・・・とにかく、 ツッコミは「ベタにもほどがあるぞ」から「こんなに 長くするようなネタかこれは」「てゆーか二月かけて 書いたものがコレか」までまんべんなく自主的に入れて おりますので、どうか生暖かい目で見守ってやってください。 とりあえず、言い訳をしておきます。 この話は本来、デスマスクの名前と過去を中心テーマに 据えて（いや・・・そんな大層な）、幼少時の蟹と魚の 友情（・・・・か？）を書くつもりのものでした。 しかしお分かりのように、私の脳内で出来上がった彼の 過去というやつがどうしようもなくダークなものになって しまいまして・・・ ちなみにその内容を知りたいという奇特な方は、第三章 以降に出てくるアフロディーテの回想シーンを、ギャグ要素 抜きにして考えて下さいませ。ほぼその通りです。あうう。 （どうでもいいですがこの回想シーン、デス９歳・アフロ ８歳のつもりです。こんなガキいねえよとのつっこみは、 本気で作者が一番入れていますので） あまりにも「暗い・重い・鬱陶しい」の三重苦になる ことが明白で、またネタがネタだけに上手くまとまるか どうかが非常に心許なかったため、脳内の構成の時点で 「こんなもん書いても誰も読まん・・・・て言うか私が 読みたくない」と思い決め、眠らせていたわけですよ。 ところがそこへ降って湧いた盟ちゃんの存在。そして 耳元に悪魔の囁き。 「これは、ワンクッション入れたら結構上手く行くんじゃ ないか？」・・・・ワンクッションイコール盟ちゃん ありがとう。 と言うわけで、「なんでここでアフロディーテが出て くる？」と疑問をお持ちになられた方、これが答えです。 こっちが元ネタなんです。何故アフロディーテなのかと いうと、「シュラだとしゃべってくれない」から・・・ ではなく単に贔屓だからです。 はっはっは、開き直っちゃったよもう・・・・ それにしても本当にどうしてここまでギャグになった のでしょうか。特に前半。しかし、蟹と魚の掛け合いを 書くのはとっても楽しかったです。好きだなあ海産物 コンビ・・・・ そしてこのふたりは黄金の中で「お前ら絶対本名じゃ ねぇだろコンビ」でもあるのでした（あと、アルデバランを 入れてトリオでもオッケー）。魚座にアフロディーテは 分かるけど、何も名乗ることは無かろうに、男なのに・・・ と、初めて読んだ頃から思っていたのですが、これ、本当に 何故なのでしょう。「魚座の伝統」とか作中で言ってます が、ちびアフロ教皇様あたりに騙されてる可能性あり （おい・・・）。 しかしまあいくら男の名前でも「エロス」と名乗るのも どうかと思うし・・・・本名何て言うんだろう。 作中、アフロディーテが≪ギガントマキア≫の説明を しています。ギガス誕生の経緯は書いたとおりなのですが、 ウラヌスとクロノスの争いの具体的説明は相手が９歳児で あることを鑑みてかさらっと流しています。 あれ、相当えぐい、と言うかえげつない話ですし・・・ あ、でもあの話ってアフロディーテ誕生にも繋がるんです よね。魚座神話はテュポン絡みだし、う〜ん神話って面白い・・・ あと、一番肝心の「蟹座＝鬼宿」ですが。 かなり昔の記憶に基づいて書いております。積尸気が 入っていたのは間違いないと思うのですが、人の記憶は 」あまり当てになりません。確認してないし。（しろよ） 大嘘書いてたらどうしよう（おい！！） ごめんなさいごめんなさい・・・・ そして・・・さてここで問題です。蟹師匠は、夜中に 外に出て行って何をしているのでしょう？ １．光速で麓の街に下りてって女引っかけて夜遊び三昧。 ２．光速でギリシアまで行って黙ってるシュラあたり 相手に酒かっくらいつつ愚痴三昧。 ３．上司から命じられた仕事（主に殺人）を弟子育成の 合間にこなしてる。 ４．弟子に隠れて密かに地道な修行。 ５．UFOと交信。 五択でお答え下さい。正解は・・・・作者も知りません （爆死）個人的に５番が（強制終了） 蛇足１：マクベスってサガのことじゃん・・・・ （マクベス夫人は黒ちゃんですか） シャレになんねえ・・・ 蛇足２：師匠の「本名」、diavoloはイタリア語で 「悪魔」の意味です。demonioというのも ありますが語感でこちらを。 「死に神」にしようかと思ったのですが、 調べるとイタリア語で「死に神」を意味する la Molta は女性名詞になるらしいので断念 しました。 蛇足３：アズラエルは死を司る天使ですが、人類の 誕生にも関わっているそうです。死を司るとは 則ち命を司ることなのですね・・・・深い。 蛇足４：そー言えば死神タナトスも銀髪でしたね・・・ |