「禁句」

相変わらず、ベアー・シャークの「スティンガー空気トリオ」と新入りのクロウでお届けします。
なので誰がどの台詞言ってるかは、個人の判断と要望に任せますわ
ついでに、こっちで勝手に加えたスティンガー新人「クロウ」もおります。


「スティンガー・クロウはんですな」
「あ、さいです。これからよろしくお願いします!!」
「よろしくな」
「それで、あんさんまだスティンガー入ったばかりで、色々と慣れない事もあるやろ」
「はい。ご迷惑かけますが、一生懸命おぼえます(ペコ)」
「まー、教える事は一杯あるけど、そやな、最初に」
「はい」
禁句…ちゅうもんを、覚えてもらう」
「そそ、俺らが活動する中で、この人にはこれ言ったらあかん。この場ではアレ言ったらあかんちゅうことね」
「ありがとうございます」

「まず始めにや、キャット姉さん」
「はい、キャットさんですね」
「姉さんの前で、言ってはいけない言葉がな」
「…はい」


「ミニスカ」


「はい?」
「ミニスカ、これ関係の話は、姉さんには厳禁や」
「あ、それは言ってくれてありがたかったです!!俺…前からちょっと引っかかってはいたんですよ」
「気持は分かる(コクコク)」
「聞きたくはなりますよね『ミニスカどうしたの?』とか」
「ミニスカ、はかへんの?とか」
「はいはい。いつか聞いてしまうところでした」

「姉さん、スティンガー入る時に『絶対ミニスカはかへん』って条件で契約しとる」
「でも、紅一点としては、期待しますよね」
「姉さん曰く『それは科学忍者隊の事であって、自分は違う!!』と頑なに拒否してますん」
「あ、でも。たまに見せてません?」
「ああ、あれか」
「はい。変装したとき、かなり際どい衣装で、ミニスカばんばん履いてませんか」
「姉さん言うには『あれは変装用のアンスコやから見せてもいい』らしい」
「アンスコって何?」
「アンダースコート、なんか見せてもいいパンツの事なんやて。で、変装の時に付けているのはアンスコだから、自分ルールではOKちうことや」
「わからんなー」
「で、普段の自分は、絶対ミニスカ履いてアクションしませんいう身上や」
「俺たちにしてみれば、パンツ…なんですけどね。どっちも」

「ま、そういう訳で、ミニスカ言うなな、首ふっとぶで」
「わっ!!」
「年に1-2回あるねん、下っ端がうっかり『ミニスカは…』とか言った瞬間に、姉さんの周り蹴りローリンサンダーアタック飛ぶねん!!」
「そそ、それで何人か、一生台無しにしとるなー」
「おーこわ」
「こわいよー、犯罪帝国は(ニヤニヤ)」

「あ、しかしよく分かりました!!他には…」
「うん、今のは前座や。次からもっと良く心して聞き」
「はい」
「次はな、俺らの上司…な?」
「あっ、一番えらい人ですね!!」
「そそ。だからよーーーく、心して聞き」
「はいっ!!」


「色白」


「……あー…」
「うん…」
「やっぱり…気にはしてるんですか」
「せや。だからな、いる所ではもちろん、いそうな雰囲気の所でも『色白やね』とか『白いね』とか『なんで白いの』とかそゆ事ぜっったい言ったらアカン」
「言ったら最後…後悔する間もなく消えてしまうで」
「おーこわ(ブルブルブル)」
「あとな『陽にあたれ』とか『焼かへんの』とか聞いてもOUTやで!!」
「一応、努力はしてんねんな」
「あ、そうなんですか」
「前にな、5000万出して日焼けマシーン買うてんねん」38話で出たアレか
「ごせんまん!!」
「あの人にしてみれば、はした金や」
「でー、使うてみたけど…やっぱあかっんかった」
「その時は、ちょっと赤くなるけど、次の日になったら元に戻るんですね」
「ま、体質ちうやつやね」
「はいはい、昔の知り合いにもいました。焼けない体質」
「で、姐さんに『近い将来シミになるから、無理しない』って注意されて止めましたわ」
「よう分かりました。てか、なんか見てますと…」
「ん?」
「姐さんの方が、立場強くないですか…?…いやいやいやいや!!これ主観!!あくまで俺の個人的感想です!!」
「まー、強い…ちうかな~確かに、一人だけタメ口やしね」
「タメ口でも、注意せぇへんもんな」
「先代の娘さんやからですか?」
「…それな…」
「はい?」
「あんま、本人の前で言わんほうがええ」
「あ、これも禁句ですか?」
「ま、禁句…ちうレベルではないが、姐さん良い顔せぇへん」
「なんか、認知されてなかったって言ってましたね」
「ありゃ、先代さんちょっとひどいっスね」
「おお、20歳まで父親はおらんと言われていたみたいでな。なもんで、自分は母子家庭と言い切ってるわ」
「苦労してはるんですねー」
「せやから、あれだけ肝すわっとんのかもな」
 しみじみ
「よう分かりました。他に禁句とか掟ありますか?」
「んー、ミニスカでたやろ?色白やろ?」
「あと、ウルフ兄さんか」
「それですね…」
「なんやクロウ、何かあったんか」
「もしかしたら僕、禁句に近いこと言って、兄さんちょっと怒らしました」
「えええええ?ななな、何言うたん?」

「いや、僕がスティンガーに昇格するって事、兄さんから聞きまして」
「うん」
「嬉かったですよ!!めっちゃ嬉しかったですよ!!で、兄さんから聞かれたんですわ」
「なんて?」
「『好きな動物は?』て」
「あーあーあー、ニックネームな。お前なんて答えたん」
「いや、単に好きな動物って聞かれたと思って、素直に答えました」
「なんて答えたん?」

「ポメラニアンと、ハムスター」

wwwwwwwww
wwwwww

「バッwwwバカかwwwお前www」
「かわいいやんwwwめちゃめちゃかわいい系やんwwww」
「www今思えば、すぐ気付けば良かったんですけどwww」
「怒られたやろ?兄さん怒ったやろwww」
「はいwww『もっと強い動物だ!!』って怒鳴られて、やっと自分の置かれてる状況に気付きました」
「まそりゃ、兄さんの聞き方もまずいな。好きな動物だけ聞かれたらなぁww」
「ポメラニアンとハムスターてwwwどっちもお目目カワイイ系やん」
「好きなんですよwwwお目目クルクルキラキラ系の」
「スティンガー・ハムスターでちゅ☆とか言うんかwww」
「語尾にいちいち「ちゅ」つけて喋るwwwいややんwww」
「なごましてどうすんねんww」
「なごみ系戦闘員とか、ゆるキャラ系戦闘員とか」
「何目指してるか分からん組織やww」
「ゆるキャラ言うたら、くまモンとかひこにゃんとかかwww」
「あ、俺、くまモン着てもいいよ」
「ベアー兄さん、マジですか?」
「クマつながりで、着てもいいよ、うん」
「マジか?」
「おお、くまモン着て、なごまして、そんでバズーカとかミサイルランチャーぶっぱなすよ!!」
「すごい強いくまモンやん!!」
「くまモン最強やん!!」
「くまモン無双ですね」

「僕、ひこにゃん着たいなー」
「クロウ、ひこにゃんも好きなんか?」
「はい☆」
「そうすると、ひこにゃんのカッコで出てきて、電撃バリバリーとか、手榴弾投げる訳やね」
「これ、作戦としてはいいかもな」
「おお。ゆるキャラで出てきて、相手がなごんだタイミングでー」
「くまモンミサイルどーーん!!バズーカがーん!!」
「ひこにゃん爆弾どかーん!!」

「いいねぇ~っ!!」

「おお、これでメカ分署乗り込みたいわ!!」
「なごましてドカーン!!いいねぇ」
「まー、案としては通らんやろな」
「あれですか、美学に反するですか?」
「…美しゅうないとは思うが、作戦としてはありや思うけどな~」

「おお、アレやアレ」
「なん?」
「この場合な…あん時の放映タイトルは『くまモン、宇宙に死す…』てなるな」
「ちょwwwあれは止めて止めてwww」
「宇宙に死すカンベンwww」
「でも、それで放映したらよ、熊本県の視聴率バーンで上がるでwww」
「www一県だけ限定ですかwww熊本だけで人気」

「じゃあじゃあ、次の週は『ひこにゃん、宇宙に死す…』とかですかwww」
「そんで滋賀県の視聴率バーンてなるねんwww」
「それじゃ、47都道府県全部、宇宙に死すやって…」
「いや、それはアカン。せいぜい2-3回や、それ以上やっても『どーせ死なへんのやろ』って飽きられてまうからな」
「なんなん、ご当地アニメになってどないすねんwww」
「いま流行りやからね、時代の波に乗らんとな」
「地域色、豊かなアニメになるんですかウラシマン」

「もう俺ら、溝の口あたりに本部かまえへんかww」
「あーなんかね、溝の口に、かなりテナント空いてるビルあるんですわ」
「ほー」
「デカイ会社が、ごっそり移転したとかで、テナント丸々空いてる言うんで、そこに本部移動したらいいと思うんですよね」かえりたい
「どないして説得すんねん?」
「あそこ…飲み屋多いから、それで説得できへんかな?」いや、そんなに多くない

「ちょwwwおまwww溝の口の飲み屋の系等いうたらwww」
「あの、吹きっさらしの木のカウンターですよねwww」
「昭和30-40年代の雰囲気やwwwもー、ふっるい木のカウンターやで」
「そんなトコに、白スーツばりっと着て行って飲むんですかwwww」
「後ろで南武線ガッタンガッタンいうてんねん」
「南武線ガッタンガッタンwww」
「ガッタンガッタン言うよ南武線」
「斜め上、田園都市線ダダダダーッ」
「そないなトコで、ワイン飲めるかボケーッwww」
    いや、溝の口にもアンニュイな店もあるけどね

「そうすると…溝の口で思いついた」
「なんなん?」
スティンガー・ヘルウルフくんとか出てくるかな?」
「そwwれwwはww」
「そのヘルウルフやったら、コロチュ言った瞬間に撃ち殺しそうやんwww」
「コロチュ言うと同時に撃ちますがな」
「コロチュばーん!!コロチュずきゅーん!!」
「くまモンどかーん!!」
「ひこにゃんボンバー!!」
「コロチュずきゅーん!!」

「…最強やん、俺らwww」 もうやだwwwこの人たちww

「でも、マジで」
「うん」
「兄さんが、ヘルウルフ着たら、俺、神認定します」
「そしたらホントに神やな」
「マジ神や」
おお、神よ、とか?」



「ブッ……www……くやしい…!」

「くっ…くやしいwwwこんなんでwww」

「こんなんで入ってしまう…自分がくやしいwww」

「今俺たち、笑いのツボゆるくなっとるから…」
「もーストライクゾーン広がっとるからもうっ!」

「あー、ホンマくやしい」

「くやしいから、やってしまいたいな、ゆるキャラ総攻撃」
「ゆるキャラで、メカ分署攻撃や」
「くまモンどかーん!!」
「ひこにゃんボンバー!!」
「コロチュずきゅーん!!」
「メカ分署まいったかーーーっ!!」


「俺らが溝の口来たら、やっぱ来るかなメカ分署」
「く る や ろ」
「あいつらホンマ、何処にでも来よるわ」
「機動性もたしてるからね、それが目的ですし」
「俺らの行くとこ行くとこ、何処までも着いてくんねん!!」
「もー仕事の邪魔せんといて」
「ホンマ、ちょこまかちょこまか、えらい迷惑や」

「あいつらもう…いっそ亀有公園前にでも居てたれ!!」
「メンバーも似たようなもんやしな」
「色男、中川か?」
「シスター姉ちゃんは、あのピンクの制服似合いそうやな」
「主人公、眉繋げてサンダル履かせればええねん」
「警部も部長も怒鳴りますしね」
「部、つながりでええんちゃう?」
「むしろ見たいwww」 見たい見たい


キリ無いんで、ここまでにしときます。
禁句の話から、もう軸ブレブレwww