45話パロ

この話は、ウラシマン45話「必殺!恐怖の刺客 」に基づいたネタです。

45話の冒頭は、次のシーンで始まります。

・ルードビッヒが夢見てます。
・夢の内容は、ルードビッヒの前にウラシマリュウの幻覚が見えてます。
・リュウの超能力に恐れているルードビッヒが、リュウの幻覚に対して、銃を撃ちまくります。
・でもリュウに倒されてしまいます。
・そこで目が覚めて、ベッドに寝てます。
・ベットから出て窓へと歩いて、嵐の夜の外を見つめます。
・嵐の中、総ガラス張りの窓から外を眺めて、リュウの暗殺を決意します。
  ↑
以上の行動を全てルードビッヒは「全裸」で行ってます。

なので正確な説明は。

・ルードビッヒが夢見てます全裸で。
・夢の内容は、ルードビッヒの前にウラシマリュウの幻覚が見えてます全裸で。
・リュウの超能力に恐れているルードビッヒが、リュウの幻覚に対して、銃を撃ちまくります。全裸で。
・でもリュウに倒されてしまいます、全裸で。
・そこで目が覚めて、ベッドに寝てます、だから全裸で。
・ベットから出て尻出して窓へと歩いて、嵐の夜の外を見つめます全裸で。
・嵐の中、総ガラス張りの窓から全裸で外を眺めて、リュウの暗殺を決意します、全裸で。

と、なります。


で、余りに堂々としているので

こりゃ普段からやってんじゃないかなー
と、勝手に予想した上で、以下の話を作ってしまいましたん

では



ある一室に、ベアーとシャークがいます。
そこに、げんなりした顔のホークが入ってきます。

「おはよーございまーす…」
「お、夜勤明け乙」
「乙」

ホーク、ふーーーっと溜息をついて椅子に座る。

「ついに、見てしまいました…」
「ん…?」
「噂には聞いてましたが、今朝方、ついに目撃してしまいました…」
「あー、ホークさん始めてか?」
「あれかあれwww俺なんか2回見たで」
「俺3回も目撃してしもたわwww」
「しっかしホント…初めて見ると、ビックリしますね!!」
「初めてでなくとも、ビックリするわ」
「心臓に悪い…」
「悪いなー」
「目ェ疑いますよね?」
「疑う疑うwww」
「俺なんか、自分のアタマの中疑ごうてしもたで!!…イヤやんもー」
「イヤですよねー」

「だいたい、明け方近くやろ。ま、3時から4時が多いかな」
「ええ、今日も…4時ちょい前でした」
「オールナイトニッポン二部の当たりやね。その辺りって一番キツイ時間やもんな」
「頭ボーッとした辺りでね、いきなりバーンとアレ出てきたらさー、何?オレ幻覚見てるん?もしかしてオレ、そないな願望持っとったの??って自分の中身疑ってしまったやん!!」
「警備してて、なんでそんな不安抱かなあかんのかなー」
「まー、願望じゃくなて、それが現実だと分かると、また違うショックがあるなー」

「あれ…しかしなんなん?何であないな事するねん?」
「それやけど、まーちょっと遠まわしにね、穏やかにね…聞いてみたん、前に」
「本人にか?」
「それは怖くて出来へんので、ジタンダ辺りに聞いてみたん」
「で、なんて?」
「なんかね…医学的見地からね」
「うん」
「医学的見地から、あれが一番の安眠スタイルや言うねん」 ※本当です
「なんや…健康に気ィ使った上での行動いうんか」
「健康的って…そこだけ気ィ使うんか?他に気ィ使うとこ色々あるやろ?」
「酒、控えるとか」
「陽ィに当たるとか、なー」
「なんで局所的にそこだけこだわるねん!?」
「ま、百歩譲ってな、よろしい。健康的安眠スタイル結構」
「そりゃな、何着て寝ようが、何着なくて寝まいが、個人の自由ですわ」
「いいのよ僕達は、パジャマ着ようが浴衣着ようがネグリジェ着ようがな」
「ちょwwwwネグリジェはやめてネグリジェはwww」
「アホ、想像してしもたやんwwwwww」
「ピンクのヒラヒラ?ピンクのヒラヒラ?」
「やめてやめてやめてwww」
「それはそれで別の破壊力があるwwwうわー、想像したないのに想像してしまうwww」
「もー、ヒラヒラやめてヒラヒラはwwww」

 wwwwwwwwww
   wwwwwwwwwwww
wwwww

「www…ま、ヒラヒラ置いとくとしてな。いいのよ僕達は、何のカッコで寝ようが」
「自由やもんなー」
「それは、自由ですね…ただ」
「窓の前に立つな言うてんねん!!」
「せやせや」
「そういうこと…(コクコク)」

「ベットの中ではいいとする。外出たら、何か着て欲しい」
「ローブとかガウンとかなー」
「なんぼでも買えるやん。何百着でも何千着でも買えるくらい持ってるやん!!」
「何で拒むんやろ?」
「あとな…あれ、悪役の親玉の、定番アイテムってあるやろ」
「ん?」
「月並みやが、美女はべらして葉巻くわえてブランデーで、バスローブ姿。な」
「くりーむしちゅーの、上田さんがやってるアレか」これ、いつの時代の話だよ
「そうそう。上田さんのアレな」
「ま、この場合、葉巻はええねん」
「吸わないですものね、煙草」
「ブランデーの代わりに、ワインでもええ」
「美女もおりますしね」
「そこにローブが付けば、コンプ出来るのに、なんでコンプせぇへん!!」
「あと一品を、何故こばむかなー」
「上田さんがコンプ出来て、なんでコンプできひんねん!」 
        上田「ちがうちがう、あれ番組が勝手に」
「俺な、前に見たとき、あのカッコでワイン飲んでたわ」
「マジか?!…ワイン用意する前にすることあるやろ!!」
「しかもそれも、窓際で飲んでるんですよね」
「本人カッコ悪いと思ってへんのかなー」

「あの…」
「ん?」
「俺達が、監視しているって事は、分かってるんですよね?」
「分かってるも何も、あの人が命じてんねん!!」
「そそ、言いだしっぺやん」
「分かってるか…分かっててやってるんですね」
「何か、感想が欲しいんかな?」
「www感想ってwwwどんな感想言えばいいんですかwww」
「難しいとこやなー…思った事正直に言えば…」
「心臓に悪い」
「恥ずかしい」
「なんか着ろ」

「これ直接言ったら、クビ飛びそうやな」
「しかも比喩じゃなくて、物理的に首から上、無くなりそうやん」
「だからと言ってねー、褒めたりしたらよ」
「図に乗って、回数増えそうやし」
「それも、困る」

「あ、でも」
「うん?」
「俺、今回始めて遭遇した訳ですが…カーテン閉まってる時もありますよね」
「おー、あるある」
「で、カーテン閉まっている時の警備が多かったんです、今まで」
「閉まってるのと、空いてるのと違いは何かな?」
「あれはなー…よう聞け」
「はい?」
「カーテン閉まってる時はなー」
「うん」




「姐さんが、来てるねん」




「あー」

「あーあーあー!!」

「そーゆーことやーー!」

「流石に、姐さんおるときはカーテン閉めるのね」
「いちおー、恥ずかしいっちう気持はあるのかな」
「恥ずかしい…のもあるけど、閉めないと姐さん怒るからちゃうん?」
「怒るとこわそーやもんな」
「めったに怒らん人ほど、怒るとこわいよ」
「でもさー…」
「うん?」
「俺らとしてはよ、そーゆー時こそカーテン開けて欲しいねんっ!」
「あー、分かる分かる。ちょっとだけ、おすそ分け欲しい」
「頑張ってる自分への、ごほうび頂戴…的な?」
「普段閉めてていいから、そーゆー時は開けててお願い」
 いろいろひどいwww

「しかしなー」
「うん」
「逆の立場では、どない思うんやろ?」
「ん?」
「例えばよ、俺らがちょこっとでも、オナゴの裸見たら、やっぱ嬉しくなるやん。それが一瞬でもよ」
「あー、なんか一日頑張れそうですね」
「今日は何か、いいことあるかな、とか」
「今日の運、使い果たしたけど、別にええかな、とかね」
「うん。せやから、オナゴが見たら…同じ風に思うのかなとか」
「キャット姉さんですか?」
「うん、姉さんはどない思うてんのかな」
「それについてやけど、まず、姉さんは一度も見とらへん。あの人、夜勤少ないねん」
「そう言えば、あまりしないですね」
「夜勤少ない理由がな…知っとるか?」
「いや…」
「夜勤多いとな、生理不順になるからって理由らしい」
「なんやそれー!!」
「ずるいですねー!」
「女ずるいよねー!生理言えば、なんでも許されると思てん!!」  うるせえ
「女ずるいですねー…」

「ま、姉さんとは前にその話はしたのね、見たらどう思うかって事はさ」
「で、なんて?」
「姉さん言うには『私が見たら、セクハラで訴えるかな』やて」
「なんやそれー!!」
「自分が見られてセクハラは分かりますよ!!でも…」
「人の裸見ても、セクハラ通用するんか?!」 するよ
「女ずるいなー」
「女はずるいねー」

「…ちゅうか…そっか、オナゴが見ても決していいものではないのね」
「そりゃ俺らが見たら、心臓ドカーンやな」
「なー」
「ん?」
「俺らがこうやって、四六時中24時間営業で、頑張って警備してる理由はさ…」
「命、狙われへんように守ってるって事よな」
「そーそー、敵の多い人ですからね」
「守らなあかんもんな」
「不審者、近づかんようにするためやな…でもこの現状は」

「不審者、中におるねん!!」

「あの人が…一番の不審者になっとるわな!」
「困るわ~なんで不審者から不審者守らなあかんねん…」
「俺らのモチベーション…メチャメチャ下がるわ」

「いや仮によ、あくまで仮によ」
「はい?」
「不審者やて、通報したら…あいつら来るんかな」
「俺らの専属の、あいつらですね」
「権藤は、動くんかな。この理由で」
 ※マジレスすると、このケースでの逮捕は難しいです。てかほぼ不可能。
「つーか見せたいわ、メカ分署にも」
「やっぱ、ビックリしますかね?」
「ドングリ坊主、ビビるかな?」
「色男は、対抗しそうですね」
「なんやwwwおまわりさん脱ぐんかwww」
「wwwシスター姉ちゃんはどうかな?」
「キャインキャイン言うかな?」
キャインセクハラ、キャインセクハラとか言うかなwww」
「てか、仮にだとしても…これやってしもたら、俺らのアイデンティティ崩壊やねん!!」
「存在意義が無くなりますねー」
「こーゆー気持になってしまうから、なんとか止めてくれへんかな」
「このままだと、マジ通報したくなるわ」

「せめてもの抵抗でよ…俺らが贈ってみるか」
「贈っても、着るかどうか分からへんな」
「でも、ちょっと気付いてくれるかな…とか思ったりして」
「なに贈りますのん?」
「着てくれないこと前提やから、熱海の温泉辺りでガメった浴衣とか」
「そないな浴衣で立たれたら…」
「それは、素直に笑えますね」
「あー、素直な気持になれるね」
「ちょっと、気持キレイになるかな?」
「wwwこの辺りに「ナントカ温泉」とか書いてあるwww浴衣ww」
「まーホントwww普通に笑えるねwww」

「あと、帽子つきのパジャマとかな」
「あの三角の帽子ですね」
「それで立たれたら…なごむなー」
「なんかカワイイですよね」
「かわいいよねー」
「かわいいねー」
「かわいいねー」

「いやもう、なごみたいわホンマ」
「帽子だけかぶられたら、また一段と困りますね」
「ちょwwwwやめてwww帽子だけやめてwww」
「ぼwwうwwしwwだwけwwww…それキッツイわー!!」
「これ以上変にならんといてwww」

  wwwwww

「あー…そう言えば…」
「ん?」
「ウルフ兄さんは、どう思ってるんですか?」
「兄さんも目撃してへん。まーあの人は出張多いしな」
「一番忙しい人ですからね」
「兄さんにも、ちょっと話してみたねん…」
「お、でどうやったの?」
「兄さん一言、ぶっとい声でな」


『それが?』


「・・・・」
「はー…すごいですね」
「全然動じてへんな」
「ある意味、悟りきっとるわ」
「どないなカッコしてても、上司は上司っちうことか?」
「流石リーダーつうか、色々見えてないっていうか」
「動揺する俺らは、まだまだ言うことかな」
「修行が、足りないとか?」

「これ修行か、なるほど」